丹波篠山 むつみ農園       

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丹波栗
 


全国に有名な丹波栗、大粒でおいしくて古来から朝廷や将軍に献上された記録が多く残っています。

丹波栗は 「銀寄 ぎんよせ」 という栗樹が代表品種です。
多くの果樹と同様に栗も異なる品種と一緒に栽培しないと多く実を結びません。当園では 「筑波」「美玖里」といった品種を混植しています。

「銀寄(ぎんよせ)」 という栗の品種の名前の由来をご存知でしょうか?
江戸時代の昔、大阪や京に丹波栗を出荷したところ、よく売れて銀札(江戸時代の紙幣)がいっぱい入ってきたからその名がついたといわれています。
参考に丹波の国 篠山藩(藩主、松平、青山公六万石)の銀一匁札を載せておきます(実際にこの銀札が入ってきたのかどうかは知りません)。。


 丹波篠山藩札 五匁銀札   銀寄栗 4L
丹波篠山藩銀一匁札       丹波栗(銀寄3L) 38グラム相当

2014年 丹波栗品評会「JA丹波篠山組合長賞」受賞
2015年  丹波栗品評会「兵庫県果樹研究会長賞」受賞
2017年 丹波栗広域(兵庫・京都)品評会「JA丹波篠山組合長賞」受賞
2018年 丹波栗広域(兵庫・京都)品評会「兵庫県丹波農業改良普及センター所長賞」受賞
2022年 丹波栗広域(兵庫・京都)品評会「丹波ささやま農業協同組合長賞」受賞
2023年 丹波栗品評会 「兵庫県丹波農業改良普及センター所長賞」 受賞


銀寄・筑波・美玖里 3品種混合(画像) 3L特選

令和6年(2024年)


3月10日 剪定枝を粉砕機でチップにして堆肥化します
1~2年後には発酵して堆肥になっていますので、栗園に戻します
詳細はブログにて


2月14日 剪定が終わりました、
空を見上げての作業からやっと解放されます。
今年は暖冬で作業がはかどりました。


1月9日 剪定を始めました。余分な枝を除き樹冠内の風通しや日当たりをよくして
さらに結果数を制限することで、健康な大きな美味しい実を生らせます。

令和5年(2023年)

 
9月28日
軽トラック2台の荷台に毬が満タンになる日が4日ほど続きます。
ここで毬を剥いて栗を取り出し、水洗し、選別作業へと移ります。
栗の収穫は10月中旬まで続きます。


9月3日 早生
早生種はあまり多く作っていません、あしからず


8月3日 画像では代り映えしませんが毬は確実に大きくなってきています
2週間ほど一度夕立がありましたが、雨がなくて、とにかく暑いです(汗)


7月27日 連日の猛暑 夕立の一降りがほしい今日この頃です


7月7日 


6月23日 栗の花が咲いています
花の基部に雌花がありイガの赤ちゃんがあります(右画像)
あとの白いのはすべて雄花です


2023/5/8 正面の右の樹が剪定画像の樹
写す方向が反対側になります。樹と樹の間に雉がいます。



1月26日 「銀寄」は他の品種よりも結果母枝(今年実の生る枝)を
3割ほど多く残しています


剪定を始めました 1月11日
左画像 剪定前  右 剪定後 

令和4年(2022年)

12月7日 発酵牛糞堆肥を撒いています
まったく臭いません,たいしたものです
次年に向けての作業に入ります

今年も収穫が終わりました、9月中旬から10月末まで怒涛の日々でした
この一か月間は毎年、現役時代よりもハードです(笑)
すでに、来年に向けて作業が始まっています11/10

 
よく映っていませんが1つのイガに1つの栗が入る「ひとつ栗」↑
だるまさんのようなまん丸い栗がひとつはいっています
マロンというのはこのような栗を言うそうです、最もフランスで西洋栗のことをさしますが
英語で栗はchestnutです、知ってましたか?


左  美玖里3L特選     右  銀寄3L特選 
 
令和4年10月1日

9月22日 ようやく収穫シーズンがやってきました↑
生産者も栗が落ちてくるのを待つしかないのです


9月10日 中生種はまだまだ収穫できそうにありませんね
今年は遅くなるかもしれません↑ 丹波栗


9月6日 当園に数本ある早生(わせ)種です ↑
本格的は丹波栗(中生(なかて)種)の収穫は9月中旬からです
大きいでしょ!


令和4年8月13日 ↑
今年のイガの付きは良いようです ^^


7月25日 大きく育て! 画像は銀寄


7月5日 銀寄5年樹、カミキリムシの産卵跡 1本に20個所近くありました
樹の皮を破って産卵します。放っておくとどんどん被害が大きくなるので
痕を叩いて卵をつぶしたり(肉眼では見えませんが)、薬剤を注入することもあります。
本当に酷いことをします。


6月15日 開花真っ盛り いい匂いします 

→ 
樹径4×5メートルの銀寄(8年樹)の剪定前と後 ↑
映した方向が逆ですが同じ樹です
雪や雨、自治会や農会の用事等で剪定作業がなかなか進みません
1月23日


1月5日 剪定を開始しました。↑
銀寄にはまだ葉っぱがついているので、後回しにします。


R3 12月 牛糞堆肥を全園に散布 ↑
来年に向かって土づくりです


令和3(2021)年

 
銀寄3L 1kg (左画像)  焼き栗 500g いずれもネットショップで販売中!!



 
9月24日 収穫のピークを迎えています。
今年は実がとても大きく立派な栗ですが、量が少ないですね
昨年の半分・・・といえば極端ですが


9月10日 今年初めて丹波栗の収穫です
中生品種「筑波」と「銀寄」のイガが開裂していました
いよいよ始まりです、昨年・一昨年と収穫時期が遅れたのですが
今年は平年に戻りました


8月27日 画像は手前が銀寄、むこうが美玖里
収穫の最盛期まであと一月です


8月7日 画像は美玖里


7月3日↑ ピンポン玉より少し小さいくらいの毬に成長
これから1か月間はカミキリムシなどの害虫被害対策
が大事です


6月11日 植樹5年の栗園↑
ナギナタガヤ(イネ科)の草生栽培、6月になると枯れて倒れ
雑草マルチとなり、その後は有機堆肥となります

 
剪定を始めました 1月21日
栗の剪定は冬に行います。栗は日光があたる部分にしか実がつかないため、
光がなるべく多くの面積に当たるように、樹高を抑え横に枝を伸ばし、隣の樹との間隔を開け、
実が成る枝と枝との空間を確保し、最後に結果母枝(今年実をつける元枝)の数を整えます。
同時に病害虫被害や虫卵の有無を確認し処理しておきます。
1年のうち収穫量や品質を左右する一番大切な作業です。


2020年(令和2年)

 
今年は少し小ぶりでしたがたくさん採れました。
今年も残暑の影響か収穫期が通年よりも遅くなり出品できませんでした。


9月24日 やっと収穫時期に入りました
巷では、今年は8月の高温が影響してか小粒傾向といわれます


8月20日 ↑


2月1日 剪定が終わりました。剪定は栗を生産するうえで最も重要な仕事です。
樹高を抑え、樹間間隔を十分にとり、日当たりや風通しを良くするために
不要な枝を切り取り、栗がなる枝(結果母子といいます)を制限します



以下、2019年(令和1年)↓

今年は収穫時期が大幅に遅れてしまいましたが、大きな良い栗がたくさん採れました。
画像は2019年10月9日真っ盛り、例年ならとっくに終っているところです。


9月になり早生種(丹沢等)が採れ始めました(画像9月9日)


令和1年8月18日
ずいぶんと大きくなりましたが(筑波)あと一月くらいですね


令和1年7月24日↑
この樹(銀寄)は当園では最南に位置し昨年もたくさんの実を
生らせていたのですが、昨年は台風でたくさん落果してしまいました。
今年は大丈夫でありますように

 
令和1年(2019年)6月29日
画像の樹は2013年春に植樹したもの、品種にもよりますが10~20mmくらいのイガになっています
この春は、暖冬で経過し春先4月に冷え込み、凍害がたくさん発生しました。
凍害にあった樹は抵抗力が低下するので、病害虫に侵されやすく気を付けてやらねばなりません。
春先のクスサンによる害虫被害はほとんどありませんでした。
害虫被害状況はその年によって大きく異なるのは不思議な現象です。

2019年↓

 
剪定を終えました 2月7日 画像 銀寄7年樹
2013年に植えた樹は大きくなってきて、隣接樹との間隔を空けるように、
間伐樹は縮伐しなければならない樹が出てきます。
また主枝は7-8年も経てば大きくなり取り去り芯抜きします。
樹高も3.5m超になってきます。低位の横枝を伸ばしながら、
全体の樹形をお椀を伏せたような形にしていきます。
ナギナタガヤは冬に育ち青々しています。

2018年 ↓

やっと筑波が採れ始めました 9月17日 今年は遅れています
例年は今真っ盛りの収穫時期ですが、9月は晴れの日が少ないからか未熟果が目立ちます


9月6日 台風21号は篠山では被害が少なくよかったです。台風の中心からほんの少しだけ西側だったことが幸いしました。
早生栗が落ち始めました(画像上)。

8月24日未明の台風20号の暴風でたくさんのイガが落下してしまいました。特に南に面した気に被害が著しく
少なくとも20-30個のイガがついていた5年樹は、台風が去った後、5個しか残っていませんでした。
ほかにも大きな枝が何本も折れました。自然災害は厳しいです。


2018年7月23日 銀寄


2年目の幼木、なぎなたがやが倒伏しマルチになっている、草刈りをしなくて済むのでグッド!
6月25日

 
左:栗の花がたくさん咲きました、手前の樹は4月10日に接ぎ木をした樹 もうこんなに大きくなりました
右:数個の雌花(↓)に対して無数の雄花(白)、動物の世界と同じ
撮影 2018年6月8日: 梅雨入りし鬱陶しい毎日です。

 
2018年4月26日 ↑ 新緑の季節です
 
今年も栗は剪定から始まります。画像は2013年に苗を植えた銀寄です。
昨年と同じ樹ですが、真逆から撮影しています。一年たつと枝が伸びとても混雑しています。
樹高も高くなっています。主枝や亜主枝を横に広げつつ、結果させる枝に対して影を作る枝や
樹幹に光が射すように邪魔な枝を除きます。樹高は3.5mに抑え樹形は台形に、大きな実を成らすように
結果母枝の数を制限します。銀寄は生理落下が多いため筑波種よりは多い目に残しています。
今年は6本/㎡にしました。 2018年(平成30年)2月4日

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9月20日 中生種の最盛期に入ります 画像は「つくば」 ↑

9月3日 早生が採れました 画像は「丹沢」 ↑

7月29日 ↑
銀寄 イガ 7月初旬 筑波 イガ 7月初旬
雌花に小さなイガが結果しています 左:銀寄 右:筑波 7月1日
これから9月にかけてが養分の吸収が激しくなる時期になります

銀寄 5月 
5月27日: 新梢が伸び花が咲く準備をしています(銀寄)
下草はナギナタガヤを植え草生栽培しています


銀寄 剪定前 2月  銀寄 剪定後 2月
画像は丹波栗(品種:銀寄(ぎんよせ) 5年生樹です、(後方樹の品種は筑波)
2月に品質の良い栗を作るために樹形を整え剪定を行います。(2月25日)
左: 剪定前        右: 剪定後
 樹高を制限し肥培管理をしやすくする、
結果数を制限することで大きな品質の良い栗を作る。
枯れ枝を取り除き樹幹内部にまで光や風を届かせることで病気を防ぎ樹を健全に育てる
直射日光が当たる樹冠面積を増大させ増収効果を得るなどの効果があります。


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